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糖尿病とは

糖尿病とは、血液中の血糖値が慢性的に高い状態が続く疾患 です。インスリンの分泌や働きに異常が生じる ことで、血糖値が適切に調整されなくなります。放置すると 動脈硬化が進行し、心臓病や腎臓病、失明 などの合併症を引き起こす可能性があります。

糖尿病の種類

糖尿病には主に以下の3つのタイプがあります。

  1. 1型糖尿病
    • 自己免疫の異常により 膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなる
  2. 2型糖尿病
    • 生活習慣や遺伝的要因によりインスリンの分泌や働きが低下し、血糖値が高くなる
  3. 妊娠糖尿病
    • 妊娠中にホルモンバランスの影響で血糖値が上昇する状態

糖尿病の原因

糖尿病は、生活習慣や遺伝的要因が関与する疾患 です。

主な原因

  • 食生活の乱れ(糖質や脂質の過剰摂取、食物繊維不足)
  • 運動不足(インスリンの働きが低下し、血糖値が上昇)
  • 遺伝的要因(家族に糖尿病患者がいる場合、発症リスクが高い)
  • 肥満(脂肪細胞がインスリン抵抗性を引き起こす)
  • ストレス(ストレスホルモンが血糖値を上昇させる)

糖尿病の症状

糖尿病の 初期段階では自覚症状がほとんどありません が、進行すると以下のような症状が現れることがあります。

  • 頻尿
  • 異常な喉の渇き
  • 体重減少
  • 疲れやすい
  • 手足のしびれ
  • 視力低下

血糖値が高い状態が続くと、全身の血管や神経にダメージを与え、深刻な合併症 を引き起こします。

糖尿病の診断基準

糖尿病は、以下のいずれかの基準を満たす場合に診断されます。

診断基準基準値
空腹時血糖値126mg/dL以上
75g OGTT2時間後血糖値200mg/dL以上
HbA1c6.5%以上

糖尿病の疑いがある場合は、医師の診断を受けることが重要 です。

糖尿病の予防と管理

糖尿病の 予防と管理には、生活習慣の改善が不可欠 です。

1. バランスの取れた食事

  • 低GI食品を取り入れる(玄米、全粒粉パン、野菜)
  • 食物繊維を多く摂る(野菜、豆類、海藻)
  • 糖質・脂質を控える
  • 食事の量を適切に管理する

2. 適度な運動

  • ウォーキングや軽いジョギングを習慣化
  • 筋力トレーニングで基礎代謝を向上させる

3. 適正体重の維持

  • BMI25以上の人は体重を減らすことで血糖値の改善が期待できる

4. ストレス管理

  • 瞑想や趣味の時間を設けることで、ストレスを軽減

5. 定期的な血糖値測定と健康診断

  • 早期発見のために定期的な健康診断を受ける

糖尿病の治療

糖尿病の治療には、生活習慣の改善と薬物療法 が含まれます。

1. 生活習慣改善

  • 適切な食事・運動・体重管理が基本

2. 薬物療法

症状に応じて、以下の薬が処方されることがあります。

  • インスリン注射(1型糖尿病や重度の2型糖尿病)
  • 経口血糖降下薬
    • メトホルミン(インスリン感受性を向上)
    • DPP-4阻害薬(インクレチン分解を防ぎ、血糖を下げる)
    • SGLT2阻害薬(尿中に糖を排出することで血糖を下げる)

まとめ

糖尿病は、血糖値が慢性的に高くなる疾患で、放置すると心臓病や腎臓病、失明などの合併症を引き起こす可能性があります。1型糖尿病は自己免疫の異常が原因でインスリンが分泌されなくなるのに対し、2型糖尿病は生活習慣や遺伝が関与し、インスリンの働きが低下することで発症します。

予防と管理には、バランスの取れた食事、適度な運動、適正体重の維持、ストレス管理が重要です。治療は生活習慣の改善が基本で、必要に応じて薬物療法(インスリン注射や経口薬)を行います。

糖尿病は初期症状が少ないため、定期的な健康診断を受け、早期発見・早期治療を心がけることが大切です。

FAQ

よくあるご質問

Q
どのような検査や診断を行っていますか?
A
当院では、耳鼻咽喉科・内科・皮膚科領域の検査や診断方法を提供しています。
Q
花粉症で毎年悩まされています。どうしたら症状が軽減されますか?
A
症状が出てから治療を開始するよりも、花粉が飛ぶ前から薬を予防的に内服すると効果がいいとされ奨励されています。また、通年での治療になりますが、「舌下免疫療法」で症状の改善が期待できます。
Q
自分(親)が受診したいのですが、その間子供の面倒を見てもらえますか?
A
短時間であればスタッフが見ますので遠慮せずご相談ください。ただし処置や検査などで時間がかかると予想される場合や、お子さんが騒いだりしてスタッフが面倒をみれない場合は事故防止のため、他の病院で診察をお願いしたり、もしくはお子さんを他の方に預かっていただき、再度改めてご本人だけで来院をお願いすることもありますのでご了承ください。
Q
予約は必要ですか?
A
お電話または予約システムよりご予約下さい。